世界最大規模のディズニーリゾート、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートで「持ち込み厳禁の品」を3個も持っていたツワモノが夢の国から追放された。(フロントロウ編集部)
新型コロナウイルスの影響で今年3月から臨時休園していたアメリカのフロリダ州オーランドにある世界最大規模のディズニーリゾート、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(以下ディズニーワールド)が、現地時間7月11日にマジック・キングダムとアニマル・キングダム、7月15日にエプコットとハリウッド・スタジオの営業を再開したのだが、再オープン早々、衝撃的な事件が起きていたことがわかった。
米The Orlando Sentinelによると、営業再開からわずか3日後の現地時間7月18日、エプコットの手荷物検査場で27歳の女性が拳銃とマリファナ(大麻)を所持していることが発覚し、職員が警察に通報。
地元警察の発表では、女性は生後7ヵ月の娘と7歳の息子、そして男性1人と一緒だったそうで、手荷物検査の際にカバンの中に9ミリ拳銃とビニール袋に入ったマリファナ約20グラムを所持しているのが見つかったほか、駆けつけた警察官によっておむつ用のバッグの中に先ほどのものとは別の拳銃も発見されたという。
説明するまでもないと思うが、アメリカのディズニーランド&ディズニーワールドでは銃器、弾薬、ナイフといったすべての武器の持ち込みを禁止している。また、ディズニーワールドがあるフロリダ州では大麻由来のCBDオイルの所持や使用は法律違反で、当然、ディズニーワールド内への持ち込みも禁止されており、この女性は「持ち込み厳禁の品」
今回の騒動に関してディズニー側はコメントを控えているが、じつは毎年こういった事件が年に数回は起きており、2019年にはディズニーワールドにあるマジック・キングダムに男性や、同じくマジック・キングダムの手荷物検査場で大麻草(カンナビス)から抽出される高齢女性が逮捕されており、いずれも重大な違反を犯したとして、今後、ディズニーワールドにあるすべての施設に立ち入ることを禁止する“出入り禁止令”をディズニー側から命じられている。
(フロントロウ編集部)
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