大阪府警が京都府警に「便乗」して、無令状での捜索を行ったとして、京都地裁が違法と認定しました。背景には、両県の警察が「手柄争い」をしていたことがあったようです。この事件では、大阪府警が容疑者のアパートに無断侵入し、自宅から押収した証拠品を使って、京都府警が別件で逮捕状を取得するという手法を用いていました。しかし、地裁はこの手法が違法であると認定し、警察の権限を越えた行為だと指摘しました。今後、警察の業務において、手柄争いがないよう注意が必要とされています。