内山容疑者ら2人は共謀して2016年9月ごろ、福島第一原子力発電所事故当時、40代の知人男性が福島県南相馬市の建設会社で就労していた事実や、就労できなくなった事実がないのに、これらが事実であるように装い、賠償金請求書など虚偽内容の書類を作成して東京電力の担当部署に送付。東京電力から原発事故の影響による就労不能損害にかかる賠償金約600万円を騙し取った疑いがもたれている。2022年9月に東京電力からの刑事告訴を受けて警察が捜査した結果、2人がこの詐欺事件に関与した疑いが強まったとして逮捕した。