常葉大付属常葉中高(静岡市葵区)の新体操部で顧問を務めていた女性教諭が在任中、部員に不適切な指導を行っていた疑いがあるとして、県体操協会が調査していたことが2日、分かった。同協会によると、部員に縄跳びを数百回させるなどし、一部は脱水症状や過呼吸を引き起こした。今後、日本体操協会などが処分を決める。関係者が日本スポーツ協会に情報提供し、17件の不適切指導の疑いが浮上した。「ばか」「おまえはいらない」といった暴言も確認されたという。女性教諭は一部について認め「強化の一環だった」などと釈明している。